マリファナ アノニマス(MA)は互いに自分の経験、強さ、希望を分かち合うことにより、共通した問題を解決し、他の人びとがマリファナ アディクションから回復するのをサポートできるようにと集まったフェローシップである。
メンバーとして要求されることはマリファナを止めたいと願う気持ちだけで、入会金、会費などは必要としない。MAはメンバーからの献金をもとにした自助グループで、宗教関係およびそれ以外のいかなる施設、組織とも関連することなく、MA外部の論争、主義、運動などに対する意見を持つこともない。MAの主要目的はマリファナを使わないでいること、そして、いまだ苦しむマリファナ アディクトが同様に自由を獲得するためのサポートを提供することにある。これは、回復のため推奨されたMAの12ステップを実践することと、一つのグループとして12の伝統に従うことにより可能となるものである。
マリファナ アノニマスでは、アルコホーリクス・アノニマスによって創成された基本的「12ステップによる回復プログラム」を活用しているが、それはこのプログラムに効用があると証明されているからである。
マリファナ アブユーザーの多くは、他のグループでもサポートを見つけてきてはいますが、マリファナ アディクトとして集まり、その経験・強さ・希望を分かち合うことが、回復を求める私たちにとって非常に役立つということが分かりました。
1986年から1987年にかけて、アメリカ西海岸でマリファナ アディクトのための12ステッププログラムがいくつか同時に始まり、その後間もなく、それらのグループが一同に集まり、マリファナ アノニマス(http://www.marijuana-anonymous.org/)が発足しました。それ以来20数年が経ちますが、現在ではイギリス地区も含め、MAワールドサービスでは全世界で17の地域をディストリクトとして認めています。
日本でも、マリファナが手軽に手に入るようになると同時に、マリファナ アディクションで人生が手に負えなくなってしまったアディクトが、日増しに増加しているように思われます。
2007年春、MAディストリクト6と7のメンバーが2人、日本を訪問することを機会に、日本のアディクトと一緒に日本初のMAミーティングを始めようという声が持ち上がり、東京、京都、宇都宮などいくつかの都市でMAミーティングが開催されました。MAにご興味のある方、マリファナ アディクションから回復されたい方、是非これを機会にMAミーティングにご参加ください。
マリファナが自分にとって問題となっているかどうかを判断するのに以下の質問が役に立つ。
以上の質問に1つでもイエスという答えがあったとすれば、あなたはマリファナが問題となっている可能性がある。